仕事が気になりすぎて病んでいた、そして復活した時の話
新人の時に小さな仕事を任されてまだやる気に満ち溢れていた頃、常に周りの評価が気になっていました。それは上司、同僚、クライアントが、私の仕事ぶりをどう感じているのか、ちゃんとやっている様に見えるか、というのが常に気になっていました。
あまりにも気になりすぎて、休日も休んだ気になれない事もありました。
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他人からの評価が気になりすぎて休日もPC前で待機
今思えば、本気でアホでした。みんな休んでいるのに、「いつメールが来るかわからない」「外出中に電話が来たらすぐ出ないと」「障害が発生したら対応が出来ないから自宅にいよう」など、まあその時は独り身でしたから出来たことですけどね。
特にその時のクライアントは、土曜日が出社の代わりに平日が休みという特殊な勤怠の会社だったので、土曜日にメールが来ることもありました。もちろん契約上は土日は緊急時以外は営業日のみの対応としていましたが、「自分が責任者」という考えから、安易に遊びに行けない!と思っていました。
こうなる人がどれくらいいるか分かりませんが、ここまで酷くなくても「仕事だからやらないと!」とか「責任者だから全てを返上して!」みたいな強迫観念に駆られて心身ともに安らげないと、本当に精神的に参ってきますね。私がそれをかなり煩わせて退職せざるを得ない状態になったから、「本当にここまで思いつめる必要なんて無い」と当時の自分に言い聞かせたいです。
ま、仮に言えたとしても聞き入れないでしょうね。もういっぱいいっぱいでしたから。
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半年ニートやってみて、細かいことは割とどうでも良くなった
退職後、半年間ニートでした。
昼夜逆転の生活で、日課として夕方起きたらコンビニにお茶と2食分のご飯を買いに行って、朝方までアニメを見たりゲームをやったりしていましたので、貯金もあっという間に無くなっていき、あと1ヶ月生活できるかどうか。。という状況までなった時、知り合いの紹介で再就職という形で仕事をやるようになりました。
それからと言うものの、ニートになる以前は、連絡が来たら即座に反応する・返信する、与えられた仕事は文句を言わずにやり遂げる、等といった考えだったのが、転職後は何だか面倒になってきて、「あー、毎日動画見ていた日々が懐かしいなぁ。。」という思考になり、結構適当な感じで仕事をやっていました。
もちろん、最低限の礼儀、仕事の納期は守っていましたが、以前より大きく変わったのは、自分が楽しみにしている事を優先させたいから、仕事は二の次でいいや、と楽観的に考えられるようになったことでした。そのお陰で、精神的に苦しくなる事がすごく減ったと思っています。
要は、自分がちょっと居なくても仕事ってそんなに困らない、ってことです
一人の人間が、ほんのちょっと居なくなるくらいで回らないような仕事って良くないと思うんですね。だからリスク分散を考えて、情報共有は常にやっておくべきだし、ある程度の権限委譲を行い、いざという時でも自分以外の人が回せるようにしておくべきだと思っています。
そうしておけば、有給取ることだって難しいことじゃないんですよねー
(そうじゃない人もいるかもしれませんがw)
おわりに
私の場合は病んだ時に、一旦自分の好きなことだけやろうと考え、ニートになりましたが結構リスキーな選択でした。そりゃその後再就職出来るかわからないような状況でしたから、知り合いに仕事を紹介してもらえたのはすごく運が良かったのかもしれません。
それでも、どうしても辛すぎてどうにかなってしまいそうだ!という時は、潔く仕事を辞めてしまうのも1つの選択肢ではないかなと思います。
それではまたー