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野菜や果物についているシールに記載されている番号の意味が怖くなった

野菜や果物についているシールの番号ですが、今まで見向きもしなかったし、そもそも何の番号かも気にしていませんでした。

今回、ネットサーフィンしていてその番号の意味を知ってしまったので、ちょっと怖くなった事を記事にしてみました。

目次

 

シールの番号(PLUコード)とは

シールを見るとシャープ(#)と一緒に数字4桁、または5桁で表記されている数字があります。

これがPLUコードというものなのですが、実はこの数字の意味するのは、その作物が農薬を使っている遺伝子組み換え作物である有機栽培である、というのを示す数字だそうです。

 

見分ける方法

見分け方は簡単で、以下の分類になっているようです。

  • 農薬を使っている場合:4桁で先頭が3か4で始まっている数字(例.#3xxx、#4xxx)
  • 遺伝子組み換え作物の場合:5桁で先頭が8の数字(例.#8xxxx)
  • 有機栽培の場合:5桁で先頭が9の数字(例.#9xxxx)

 

遺伝子組み換えと有機栽培は、5桁で8と9の差なので、間違えて覚えると大変なので気を付けるべきですね。

詳しくは、農林水産省の資料P.62に記載があります。

http://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_conf/kanzikai/pdf/050525_siryou12_usa.pdf

 

では、そもそも遺伝子組み換え作物とは、どういうことなのでしょうか。

 

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遺伝子組み換え作物とは

wikiから引用

遺伝子組換え作物(いでんしくみかえさくもつ)は、遺伝子組換え技術を用いた遺伝的性質の改変が行われた作物である。

 

まんまですね、もう少し詳しく調べてみましたが、早い話が害虫や除草剤等に免疫を持たせた作物を作るため、その作物の遺伝子を弄ったものと言うことです。

主に輸入品穀物である、大豆、トウモロコシ等に多いようです。

(日本国内で生産されているものに遺伝子組み換え作物はほとんど無いようです。)

これを第一世代遺伝子組換え食品と呼ぶようです。

 

「第一世代」という事はその次もあり、第二世代組換え食品というものもあるようです。

こちらは利益を重視して改良されたものらしく、栄養価を高める有害物質を減少させる医薬品として利用する、というある意味合理的な遺伝子組み換えのようです。

 

結局は、人体に対してどの様な影響があるかが一番気になる所ではありますね。

 

遺伝子組み換え作物を食べ続けるとどうなるのか

とある機関の研究で、ラットに対して2年間除草剤耐性遺伝子組み換えトウモロコシを与え続けた研究結果が出ています。

 

結果、遺伝子組み換えのトウモロコシを食べたラットの5〜8割に腫瘍が出来、しかも4ヶ月足らずで出てしまったラットもいたようです。

また、腎臓と肝臓に障害が出るラットも多くいたとのことで、明らかに問題があるという結果になったようです。

 

もちろんラットと人間で同じ様な結果になるとは限りませんが、少なくとも異常症状が出る可能性が高いという研究結果になりました。

少なくとも、遺伝子組み換え作物と分かっているものであれば食べない方が良いって事になりますね。。

 

おわりに

日本だと馴染みがない遺伝子組み換えという言葉ですが、今後TPPによって海外の製品が日本にたくさん入ってくる事が予想されるので、食の安全を深刻に考える必要が出てきます。

 

自分の身は自分で守る、単純に国産のものだから安全だ!なんて考えも危ないかもしれませんね。

遺伝子組み換え作物で育った牛、豚、鳥の肉だって危険になる可能性がありますから。

 

とは言っても「危険だ!」「ダメだ!」ばっかり言っていても解決しませんし、もうそろそろ1人1人が食品に対しての知識を付けるべき時が来ているのかもしれないです。

 

それではまたー