田舎は何もなさそうで何でもあるという話
今日の昼に元同僚に会ってきました。
同く田舎出身なのですが、その時言っていた言葉です。
単純な話で、田舎ってコンビニとか病院とか便利な施設って少なかったり、無い場合もあります。
それに遊ぶ場所だって限られますし、21時以降なんてゴーストタウンになりますからね。
「何もなさそう」という条件は満たしていますが、「何でもある」というのは一体どういうことかの答えを聞けずに帰ることになったので、ちょっと考えてみました。
目次
何か「何でもある」のか
「何でもある」、正確には「何でも作り出せる」ってことなのかなぁ。
つまり自分で創造するってことですね。
要は田舎は都会と比べて発展途上なので、まだたくさんの事をする余力が残されているんです。
もちろん都会でもやれることはたくさんありますが、競合も多いだろうし、スキマを狙った事業になりがちではあると考えます。
ではどういう事業が田舎で良いと思っているか、それはIT会社と考えています。
以前記事にもしましたが、IT会社って都会に集中していますが、田舎で立ち上げるメリットって結構あると思っています。
田舎で事業を行うメリット
まず、私が考える田舎で事業を立ち上げるメリットを書いてみます。
競合が少ない
インターネットが普及している今の時代、近場にある会社に依頼するメリットは非常に薄いのですが、それでも自分達の地域にある会社って特別感ができると思うんです。
(悪評がなければw)
とりあえず見積もり出してもらおう、とかになればラッキーですし、直接訪問して営業もしやすいですよね。
助成金制度で起業支援をしている自治体が結構多い
これは結構大きいです。
事業を始めるにあたり、お金が結構かかるのは当然ですが、全て自分で出すには限界があります。
だからこそ、自治体ごとにやっている助成金制度の効果はとても高いと思います。
ただし、誰でもなんでももらえるわけではなく、事業計画を作り、それが自治体に認められることでもらえるものなので、そこはきちんと計画して進めなければならないです。
事務所のコストが安い(空き家を利用等)
これも大きなコストダウンになります。
事業を行うにあたり事務所を構える必要がありますが、田舎では空き家がたくさんあるところだと、格安で手に入れることができたり、自治体から空き家をリノベーションする際に、補助金が出るところもあります。
こういう制度は新しく事業を立ち上げる人にとっては、とてもありがたい制度ですね。
ITに興味のある若者の雇用がしやすい
これはハードル高めですが、田舎でITに興味がある若者を採用、教育していくというものですね。
真っさらな状態から教えていくので、吸収は早いです。
ただし、まだ社会人になった事がない人を雇うわけですから、ITに関する教育だけではなく、時には一般常識とかも教える必要があると思います。
クライアントとやり取りしたり、お金に関する計算だってして貰う必要が出てくると思いますので、最低限の常識を教える時間も必要です。
まだ自分も会社経営を学んでいる最中ですから、余裕ができるまでは一人の方が良いかもしれませんね。
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田舎で事業を行うデメリット
田舎で事業を行う良さもあれば、もちろん悪い所もたくさんあります。
セミナー参加に時間とお金がとてもかかる
最近ではウェビナーといって、Webでセミナーに参加することができたりしますが、質問や周りの人との交流等が難しいため、こういう機会は田舎にいると参加するにも膨大うなお金が必要になるので、田舎におけるデメリットとも言えます。
便利な施設が少ない
よく言われるのが、コンビニが少ない、病院が遠い、車がないと生活できない、ってやつですね。
まあ当然ですが、人が少ないところに施設が建っても稼ぎにならないからですね。
どこに行くにも車が必要になるので、手間もかかりますし、ガソリン代もバカにならないです。
物の価格が高い
サーチャージの関係ですね、基本的に都会より高い事が多いです。
地元で取れるものであれば多少は安いでしょうが、日用品関係はそうはいかないので週末とかに車で安く仕入れることができる店でまとめ買いするとかになりそうです。
結局お金がないと何もできない
これは都会だろうと田舎だろうと同じですが、お金が無いと何もできないです。
広大な土地を手に入れてそこに何を建てたいのか、その後の経営とかどうするのか、すぐに収入があるわけではない場合どう生活するのか、計画はちゃんとしないとダメですね。
おわりに
良いこと悪いこと含めて、自分がやりたいと思ったことってやるべきだと思うんですね。
田舎で会社を立ち上げるかは分かりませんが、事業自体を友達とやってみよう!という話をしています。
田舎に移住より先に実現しそうな感じです。。
ちなみに元同僚に電話で聞いてみたところ、私の考えとほぼ同じでした。
最初からあるものに乗っかるのではなく、自分で誰かを乗っけるものを作るってことが楽しい!ってことのようです。
それではまたー