自分の居場所ここにあらず 物置にあり
みなさんはどこか田舎へ旅行に行った時、見渡す限りの田園風景、緑生い茂る山と雲1つ無い青空、夕日が海に沈んでいく風景等を見た時、とても圧巻で現実離れした気分になることがあると思います。(田舎じゃなくても見れる場所はありますが)
もちろん私も同じですが、私が田舎に行った時にとても好きな風景、というか場所があります。
それは、物置とか廃屋です。
というのも、これはどうして建てられたんだろう?とか、ここには昔人が住んでいたんだろうなぁ。。とか、勝手に妄想していますw
実家の物置が遊び場
私の実家には車庫の奥に物置がありました。(今は取り壊してありませんが)
木のドアで中は4畳くらいのスペースでそれほど広くありませんでしたが、小窓から差し込む光加減やちょっと古めかしい匂いが好きでした。
また、父が車好きで、物置には冬タイヤが積んであったり、車の部品が整理されておいてありました。
子供の頃からそんな雰囲気が好きだったので、休日はそんな中で何をするわけでもなく、ただ佇んでいたこともありました。
実家を出て都会へ
高校を卒業して専門学校に通うことになるので上京しました。
しばらくはカルチャーショックで都会の誘惑に負け、田舎にはない面白さがたくさんあり、段々と田舎が嫌いになっていきました。
住まいも中心部に住んでいたので、田舎っぽい雰囲気はほとんど無く、旅行も殆ど行かなかった(というよりは、住んでいる地域をほぼ出ていない)ので、実家に帰るのも嫌でしばらく疎遠でした。
ただ、都会の中にもたまーに見かける古めかしい物置等を見かけると「あ、この雰囲気好きだなぁ」と、思う事もありました。
口では田舎は嫌だとか言っておきながら、心の何処かでは拠り所ではあったのかなぁと思っています。
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30歳を過ぎてから気持ちの変化が
社会人になってから10年近く経ち、結婚もして仕事もそれなりにこなしていたのですが、どこか自分の気持ちがここにあらず、という気持ちが湧き出てくるように止まらず、この頃から妻にも田舎暮らしがしたいという話をし始めていました。
しかし同時に仕事の方もチームリーダーを任されるようになったり、会社の大きな分岐点となる外注先を海外にするプロジェクトの割りと中心にポジションを置かれたり(完全に中心ではないが、エンジニアとのやり取りを私が行っていた)忙しさも倍増していきました。
仕事のやりがいはありましたが、それよりやはり田舎に住みたいという気持ちが上回っていました。
仕事を辞めてリモートワークエンジニアに
世間ではリモートワークエンジニアという、会社に出社せずに自宅やカフェ等で仕事をやる選択肢があるという事を知りました。(前会社から発注しているリモートワークエンジニアの方もいました)
田舎に住むにしても仕事が無いと生活出来ないし、30代後半から何か出来ることは。。と考えた結果、リモートワークエンジニアとして田舎で生活できないかな?と思ったのです。
もちろん、ずっとリモートワークをやるかはわかりませんが、当面の生活を維持し、何か自分でやってみようかと思っています。
まずは都会でリモートワークエンジニアとしてやれるか、まさに今実践中ですがw
おわりに
こんな夢ばっかり追いかけている私についてきてくれる妻にはとても感謝しています。
ブログでは結構ワガママなことを書いていますが、仕事に関してはしっかりと計画して進めていますw
いつかしっかりと田舎に帰れる日を夢見て。。
それではまたー